教会、住宅の設計、リフォーム、無料建築相談を行っている建築設計事務所。東京都西東京市住吉町6-7-19
建築の流れ

ジョイ建築設計事務所 建築の流れ紹介

◆お客様からのオファー・調査・設計・工事・完成へのプロセス例◆

第一ステップ:調査及び基本設計

◆お客様のご意見をすべておうかがいし、吟味、検討しつつ
  時間をかけて基本設計に反映させていきます。

◆土地が決まっていない場合、環境、地盤などを含めて
  建設地にふさわしい土地かを検討します。
  (土地探しの段階からもお手伝いします)

◆新築、増築、それともリフォームにするのかを検討します。
  (それぞれにかかる費用を想定し、最良の方法を模索します)

◆アパートの併用など、収益の必要性も考慮に入れます。
  (返済計画、老後の生活の安定も含めて検討します)

◆将来も見据えて、新たな生活のパターンはどうなるかを
  考えます。
  (建て主のライフスタイルにふさわしいプランは
  どのようなものか検討します)

◆耐震性、耐火性、防犯性、耐久性などを考えます。
  (予算に合わせて最善の道を模索します)

◆外観・内観のデザイン、建築材料、各種設備、収納、
  高齢者対策などを検討します。
  必要に応じて、模型などで分かりやすく説明します。

◆ある程度基本設計がまとまった時点で、概算見積をとって、
  収支バランスなどを検討します。

第二ステップ:実施設計

◆お客様と十分時間をかけて練り上げた基本設計を基に、
  詳細図、構造図、設備図などを作成し、
  建築確認申請を提出します。

◆並行して、数社の工務店・建設会社に見積を依頼し、
  価格交渉の上施工業者を決定します。

第三ステップ:工事監理

◆いよいよ工事が始まりますが、地盤調査、起工、杭工事、
  基礎工事、躯体工事、上棟、内装工事、設備工事など
  各工程の工事監理を厳正に行います。

◆必要に応じて、定例打合せ会、工事報告会などを設け、
  施工者との行き違いがないよう、
  慎重に工事を進めていきます。

第四ステップ:各種検査・引渡し

◆諸官庁、消防署などの検査とともに、設計事務所検査、
  施主検査を行い、契約どおり施工されているか
  チェックします。

◆必要に応じて、手直し工事を行い、三者が納得した上で
  完成引渡しとなります。

◆もちろん、これで終わったわけではなく、お客様とは一生の
  お付き合いと考えています。
  実際に住んでみて、使い勝手の悪いところはないか。
  1、2年経った時に具合の悪いところは出てないかなど、
  アフターにも気をつけていきます。

第一ステップ:基本設計

土地は?  新築?  予算は?

   増築?  収益性は?

耐震性は?  耐久性は?

     返済は?  平面プランは?

構造は?  将来性は?

     デザインは?  概算費用は?
設計契約

第二ステップ:実施設計

平面詳細図   断面図

構造図   衛生設備図   確認申請

仕上げ表   工事業者見積チェック

工事業者決定   工事金額決定

銀行借入
工事契約

第三ステップ:工事監理

解体工事   地盤調査 起工

杭工事   基礎工事

躯体工事   上棟   中間検査

屋根・外壁工事   電気工事

定例打合せ会議   設備工事

仕上げ工事   工事完了
完成・引渡し

第四ステップ:引渡し

諸官庁検査   工事業者検査

設計事務所検査   お客様検査

手直し工事   クリーニング

引渡し

実際の例:N邸の場合(木造2階建住宅の一例です)

第一ステップ:調査及び基本設計

00年11月現在の土地の様子

・地盤の状況、道路、近隣の環境などを調査。
 基本設計にとりかかる。

・お客様のご要望により、できるだけ自然素材を採用し、
 各部屋は採光と通風を採りこむことを心がける。

D案
F案
O案

・A案に始まり、10数回にわたる
 プランの変更を経て、
 O案にて基本設計がほぼ完成。



第二ステップ:実施設計

仕上げ表



矩計図

・実施設計に入り、仕様書、詳細図などを作成し、
 東京都の建築指導課に確認申請書を提出。

・並行して、建設業者の選定、見積書の作成を行う。

見積書

第三ステップ:工事監理

01.2.4 地縄張り


・契約金額を決定の後、建設会社と工事契約。
 起工式を済ませていよいよ着工。
・根切り、割栗工事を経て、基礎の配筋工事。
この時、鉄筋の種類、径、配置寸法などを検査。
初期の重要なチェック地点。
01.2.20 基礎配筋
01.3.2 コンクリート基礎完成


01.3.7 棟上

・基礎コンクリートを流し込み、型枠をはずして検査。
 この時、アンカーボルト、ホールダン金物(地震に強い住宅にするために必要)、
 設備配管などが、ちゃんと施工されているかチェック。


・設計図(絵)が実際の形になる時。設計者もお客様もときめく時です。
・その後、各構造材が所定の位置に施工されているか検査。
01.3.12 屋根・外壁下地工事

・屋根、外壁、床に構造用合板、併せて筋交や金物が図面通りに施工されているか検査。
・指定のサッシと断熱材が、
隙間なく施工されているか検査。

・サッシは、断熱・防音性に優れ、
自然素材(木)を生かした
マービン社(米)の製品を採用。
01.4.12 サッシ・断熱材工事
・断熱の方法は、外断熱(外壁の外側をウレタンなど断熱材で包む)と、
内断熱(壁の中に、グラスウールなどの断熱材を充填する)がありますが、
ジョイ設計では、セルローズファイバーによる断熱工法をお勧めしています。
(N邸は予算の関係で、グラスウール内断熱を採用)
01.5.22 漆喰塗り

・内装下地材を施工した後、お客様のご要望で、自ら漆喰塗りに挑戦。
 家族全員と設計者も入り混じって、悪戦苦闘。お子様たちにも良き思い出となりました。
 最後は、プロの左官屋さんにきれいに仕上げてもらいました。

01.6.1 内装検査
・照明器具も付いて、いよいよ最終段階。

第四ステップ:各種検査・引渡し

01.6.16 完成
 

お客様にとっても、設計者、施工者にとっても、一つの建物を完成させるのはとても大変なことであり、
そこに至るまでには様々な問題と壁にぶつかることもあります。

しかし、竣工を迎えてお客様の笑顔が見れたとき、すべての苦労は吹き飛んでしまいます。
そして、次の仕事への活力となるのです。